カープに独走を許すセリーグの不甲斐なさ

勢いに乗った中で敵地マツダスタジアムに乗り込んだものの、見事に3タテを食らい、ゲーム差を詰めるどころか自力優勝消滅がしてしまったジャイアンツ。
ゲーム差は8。
大事な試合で先発が悉く役割を果たせず、それでも勝ちを掴みかけたものの、最終的には逆転負け。
3連覇を狙うだけあって、やはりカープは強い。
カープが強いことは間違いない。
けれど、この時期に8ゲームも差が着いてしまうほどのチームだろうか。
それ以上にセリーグの他チームの不甲斐なさを感じる。
特に今年もカープにやられ続けているジャイアンツ。
カープも昨年と比べて苦労している点が多くあると思っている。

万全とは言えない野手陣

強力な野手陣ではあるが、クリーンナップの丸、鈴木は、82試合消化時点で共に怪我で10試合以上の欠場を経験している。
菊池も打撃に関しては昨年、一昨年と比較して成績を落としている。
エルドレッド、新井も年々成績を落とし、今年は出場機会も減らしている。
昨年ブレイクをした安部も今年は不調を極めている。
一方で、野間や會澤が存在感を見せているが、全体としてみると強力な打線であることは間違いないが、昨年よりは苦労している点も多いように感じられる。

ジャイアンツで言えば、坂本、マギー、岡本、亀井。
ベイスターズでは、筒香、宮崎、ロペス、ソト。
スワローズは、山田、坂口、青木、バレンティン。
チーム打率で言えば、7/23時点ではドラゴンズが首位に躍り出ている。
得点こそカープが一番多いものの、圧倒的な打力と言うよりは、必要なところで確実に打てている勝負強い打撃という表現が適切な状況だ。
少なくとも昨年、一昨年のような、手の付けられないような打撃陣ではない。

(タイガースさんは、ごめんなさい。。。やはり打撃に関して言えば他球団と比べて圧倒的に見劣りをします。)

駒不足の先発投手、疲労の溜まってきたリリーフ陣

圧倒的ではないもののそれでも勝負強さを発揮している野手陣と比較すると、投手陣のやりくりの苦労は今年は多いように見える。
大瀬良が2年連続の2桁勝利を達成し、防御率も昨年と比べ格段に良くなり、ジョンソンも安定感のある投球はしているものの、野村、薮田は大きく成績を落としている。岡田も昨年よりはボールにキレがないような投球も目立っている。

さらにより深刻なのは、リリーフ陣。
今村、中田、一岡はかなり成績を落としている。ジャクソンも昨年ほどの安定感はない。
上位に入るシーズンが続くと、勝ち試合で投げる投手の負担が増えるので、その影響が出てきたような感じだろう。
アドゥワの台頭、さらには永川、フランスアが中盤戦以降活躍を見せているものの、昨年のような安定したリリーフ陣は見られない。
その中でも抑えの中崎が安定した活躍を見せていることは、カープにとっては大きいだろう。
(とは言え、昨シーズンより安定感はない。負けはまだついていないし、奪三振率は上がっているけれど。)

まあ実際のところ、今年はどのチームも投手陣に苦労していて、7/23日時点では昨年と同じくチーム防御率は3位につけてはいるが、それでも確実に勝ちにつなげる、接戦を繋ぐリリーフ陣が足りていない状況は他チームと同じく厳しいはず。
むしろ昨シーズンはその盤石のリリーフ陣で勝ちを拾ってきた試合も多いだけに、苦労は他のチームよりも大きいだろう。

やっぱりセリーグのレベルが

僕自身はジャイアンツファンなので悲しいところではあるし、そもそもカープの独走を許している要因の大きな一つがジャイアンツがカープに勝てなさすぎる問題であることは認識しているけれど、シンプルに言うと、やはりセリーグのレベルが低いんだなと感じてしまうシーズンを見ているよう。

2連覇を果たした経験が勝負強さに繋がってはいるのだろうけれど、今年のカープに独走を優勝させてしまうのは、あまりにも情けない、そう感じているのです。
何とか残り試合で少しでもリーグを盛り上げるために、カープが苦戦するような試合を各チームにしてもらいたいですね。
(特に不甲斐なさ筆頭のジャイアンツ)

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